学校正門

学校日記

10月28日(火) 6年社会

公開日
2025/10/28
更新日
2025/10/28

6年生

自己調整学習を進めています。

自己調整学習とは、子どもたちが「自分で学び方を考え、計画し、実行し、振り返る」力を育てる学びのスタイルです。 ただ教えられるのを待つのではなく、「自分は何を学びたいのか」「どうやって学ぶのが効果的か」を自ら考え、主体的に学習に取り組むことを、めざしています。


自己調整学習を進めるうえで、「だれと学ぶか?」という視点も大切になってきます。 なぜなら、学びは一人で完結するものではなく、他者との関わりの中で深まっていくからです。


たとえば、こんなふうに考えてみます。

同じ意見の人と学ぶ → 自分の考えが正しいかどうかを確認したいとき

違う意見の人と学ぶ → 新しい視点を得て、考えを広げたいとき

その教材が得意な人と学ぶ → わからないところを教えてもらいたいとき

その教科が苦手な人と学ぶ → 自分が教えることで理解を深めたいとき

一人で学ぶ → じっくり考えたいときや集中したいとき

先生と学ぶ → 相談したいことがあるときや、学びの方向性を確認したいとき

このように、「だれと学ぶか」「なぜその人と学ぶのか」を自分で考えて選ぶことも、自己調整学習の大切な一歩です。


「今日はどんなふうに勉強したの?」

「誰と一緒に学んだの? どうして?」

「次はどうやって勉強してみたい?」


こうした問いかけが、子どもたちの「学びを自分でデザインする力」を育てるきっかけになります。