6年生 南中ソーランと旗振りが魅せる「集団の美」
- 公開日
- 2025/10/10
- 更新日
- 2025/10/10
6年生
威風堂々!魂を込めた南中ソーランから旗振りへ
6年生の表現種目は、おなじみの「南中ソーラン」に、力強い「旗振り」が加わった圧巻のパフォーマンス。
荒波を乗り越える漁師の姿を体現するソーラン節は、今年も一人ひとりの「どっこいしょ!」「ソーラン!」という雄叫びと、指先まで意識されたメリハリのある動きで、力強いエネルギーを放ちます。
一糸乱れぬ旗の舞!鍛え抜かれた後半の動作
ソーランの激しい舞いの練習を終えると、「旗振り」。
児童たちは、旗を手に、それまでの舞いとは一転、一糸乱れぬ正確な動作へと切り替えます。特に、クライマックスに向けた後半の動作は、日々の厳しい練習の成果が最も表れる部分です。
力強く天を仰ぐように旗を突き上げ、地響きを立てるかのように旗を下ろす。全員の旗が、まるで一つの生き物のように、同じタイミング、同じ角度で振られる様子は、まさに壮観の一言。旗が風を切り裂く「バサッ、バサッ」という音だけが、体育館に響き渡りました。
集団行動の真価!隊形移動が魅せる協調性
今回の演技のハイライトは、旗振りの中に取り入れられた「隊形移動」です。
旗を持ったまま、素早く、正確に位置を変える集団行動は、6年生全員の協調性と集中力の証です。
誰かが遅れたり、列が乱れたりすれば、全体の美しさが損なわれてしまう繊細なパートですが、6年生は互いの動きを意識し、声をかけずとも完璧に連動。きびきびとした移動は、まるで計算された機械のようで、最高学年としての規律と誇りを強く感じさせました。
フィナーレを飾る旗振りの動作一つひとつに、小学校生活で培った団結力が込められていました。
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