🎶 平和の音色と学びの旅路🎒児童集会
- 公開日
- 2025/12/12
- 更新日
- 2025/12/12
学校の様子
本日、長らく延期になっていた児童集会を実施しました!
感染症拡大の影響で実施が遅れていましたが、全校児童が一堂に会し、大変有意義な時間を過ごしました。
✨ 4年生の美しい音楽披露
集会では、まず4年生が合同音楽会で披露するはずだった楽曲を全校児童に披露してくれました。演目は、誰もが知る名作ミュージカル『キャッツ』より、「Mistoffelees.Skimbleshanks」の曲です。
今回も、プロのピアニストである金子 剛(かねこ つよし)さんに特別に伴奏をしていただき、4年生の歌声と演奏が、金子さんの奏でる豊かで力強いピアノの音色と一つになり、会場全体に響き渡りました。素晴らしいハーモニーに、感動の拍手が送られました!
🕊️ 6年生が語る平和と友情の修学旅行
そして、6年生による修学旅行の報告会です。
6年生は、今回の修学旅行の最大の目的であった広島での平和学習を中心に、体験を通じて学んだ大切なことを全校児童に共有してくれました。
歴史から学ぶ、平和の尊さ
報告では、1945年8月6日午前8時15分に、晴天の広島に投下された原子爆弾「リトルボーイ」による壊滅的な被害について、具体的な事実が語られました。
彼らは、広島平和記念公園と平和資料館を訪れ、原爆の歴史と惨禍を肌で感じたそうです。
特に印象的だったのは、被爆された方々の具体的なエピソードです。
新一ちゃんのエピソードでは、3歳11ヶ月で被爆し亡くなった新一ちゃんと、一緒に庭に埋められた三輪車の物語。
英子さんと同僚の生徒たち541人のエピソードでは、爆心地近くで作業中に全員が犠牲になり、姉が真っ黒な弁当箱の裏の名前を頼りに身元を確認したという悲しい話。
名川俊子さんの時計の物語では、時計の視点から描かれた被爆の瞬間と、俊子ちゃんへの思い。
これらの具体的なエピソードを通し、6年生は原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、そして一瞬にして多くの命が奪われた事実を深く心に刻んだことを伝えてくれました。
旅の経験が教えてくれたこと
平和学習の後には、旅程の後半で体験した楽しい思い出も紹介されました。
ホテルでの交流では、皆で遊んだり、部屋で普段より長く語り合ったりすることで、さらに仲間との絆が深まったこと。
姫路セントラルパークでは、珍しい動物たちを観察したり、ジェットコースターに挑戦したりと、仲間と一緒だからこそ楽しめた、挑戦できたという共同体験の価値を力強く語ってくれました。
また、修学旅行での経験から、今後の学習における英語の重要性や、仲間の良いところを多く発見できたことなど、多くの学びを得たそうです。
平和への決意
報告の締めくくりには、広島での学びを胸に、「戦争の悲惨さを忘れず、日常の小さなことから喧嘩を避け、お互いを思いやり平和に過ごす」という6年生全員の固い決意が共有されました。
そして、修学旅行を支えてくれた全ての人々への心からの感謝の言葉で、発表を締めくくりました。
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