学校日記

燃焼の謎に迫る!酸素と二酸化炭素の秘密を探る実験

公開日
2025/04/14
更新日
2025/04/14

6年生

理科の授業では、「ものの燃え方」というテーマで、燃焼のメカニズムを解明するための実験が行われました。

子どもたちは、目を輝かせながら実験器具を手に取り、燃焼という身近な現象に潜む科学的な法則を学んでいました。

導入:身の回りの「燃える」を考える

授業の冒頭、先生はマッチや花火、焚き火などの動画を示し、「これらのものに共通していることは何でしょう?」と問いかけました。「燃えている!」「熱い!」「煙が出ている!」と活発な意見が飛び交う中、先生は「今日は、ものが燃えるときに何が起こっているのか、詳しく調べていきましょう」と実験への導入を行いました。

展開:実験で深まる理解

授業では、燃焼に必要な条件や、燃焼によって発生する気体を確かめるための実験に取り組みました。

実験1:燃焼に必要なもの

まず、ろうそくに火をつけ、ガラスの筒をかぶせる実験を行いました。子どもたちは、筒をかぶせると炎が小さくなり、やがて消える様子を興味深く観察していました。「空気がなくなったからだ!」「酸素が足りなくなったんだ!」と、これまでの学習で得た知識をもとに、燃焼には空気、特に酸素が必要であることを実感していました。

実験2:集気びんの中の燃焼

次に、ろうそくに火をつけたものを酸素を入れた集気びんの中に入れる実験を行いました。すると、ろうそくの火は空気中よりも激しく燃え上がりました。この結果から、酸素が燃焼を助ける働きがあることを、改めて確認することができました。子どもたちは、勢いよく燃えるろうそくの様子に驚きと興奮を隠せない様子でした。

子どもたちは、一連の実験を通して、燃焼という現象の背後にある科学的な仕組みを、自らの手で確かめることができました。実験の成功に歓声を上げたり、予想外の結果に驚いたりする中で、理科の面白さを肌で感じているようでした。

授業後には、「もっと色々な実験をしてみたい!」といった声も聞かれ、探究心と学習意欲の高まりが感じられました。