国語 「インターネットは冒険だ」 本論を分け、考察を深める
- 公開日
- 2025/05/09
- 更新日
- 2025/05/09
5年生
今日の国語の授業では、教材『インターネットは冒険だ』の学習が深まっています。
子どもたちは、筆者がインターネットの世界をどのように捉え、どのようなメッセージを伝えようとしているのか、真剣に向き合っています。
授業の中心となったのは、文章の本論をいくつかの部分に分け、それぞれの内容を捉えるという活動です。子どもたちは、これまで読み込んできた文章を丁寧に振り返り、段落ごとの役割や繋がりを考えながら、自分なりに本論を区切っていました。
「先生、僕はここからがインターネットの可能性について書かれている部分だと思うのですが、どうでしょうか?」 「私は、この段落は注意点について述べていると考えました。」
子どもたちは、自信を持って自分の考えを発表したり、隣の友だちと意見を交換したりしながら、本論を分け、その理由を明確にしようと努めていました。
そして、「先生、僕が分けた本論は合っていますか?」と、積極的に先生に質問する姿が印象的でした。自分の考えが適切かどうかを確認することで、さらに理解を深めようとする意欲が感じられます。
先生は、一人ひとりの考えを丁寧に聞き、それぞれの区切り方に対して、文章全体の内容を踏まえた上で的確なアドバイスを送っていました。「この部分も、前の段落と繋がって、インターネットの可能性についてさらに詳しく説明していると考えると、一つのまとまりとして捉えることもできるね。」といった先生の言葉に、子どもたちは熱心に耳を傾けていました。
自分の解釈が合っているかを確認する過程を通して、子どもたちは文章をより深く読み解く力を養っています。また、自分の考えを言葉で説明する力、先生や友だちとの対話を通して多角的な視点を得る力も育まれていることでしょう。
『インターネットは冒険だ』という教材を通して、子どもたちはインターネットの持つ魅力と注意点を探求しながら、読解力だけでなく、主体的な学びの姿勢も大きく成長しているようです。