学校日記

5月15日 春の恵み!えんどう豆のさやむき体験で食への興味を深める

公開日
2025/05/17
更新日
2025/05/17

3年生

食育の授業で、樟葉小学校 角先生を招聘して春の味覚「えんどう豆」について知り、さやむき体験を行いました。

子供たちは、目の前に置かれた緑色のふっくらとしたえんどう豆のさやに興味津々の様子です。

授業の初めには、先生からえんどう豆についての説明がありました。えんどう豆がどのように育つのか、旬の時期はいつなのか、そして栄養満点な緑黄色野菜であることなどを学びました。子供たちは、絵や写真を見ながら、熱心に耳を傾けています。

「みんなが普段食べているえんどう豆は、こんなさやに入っているんだよ。」

先生がそう言いながら、一つのさやを見せると、子供たちからは「へえー!」という驚きの声が上がりました。

続いて、さやに入っている豆の数を数える活動です。子供たちは、一つ一つのさやを丁寧に開き、中に入っている緑色の丸い豆を数えていきます。「1個、2個、3個…」真剣な表情で豆を数える子供たち。中には、5個も6個も入っているさやを見つけて、歓声を上げている子もいました。

さやむき体験に入る前に、先生からさやのむき方についての説明がありました。

「まず、さやの筋になっているところをポキッと折ってね。そうすると、簡単に開けられるよ。」

先生の説明を聞いた後、いよいよさやむきに挑戦です。最初は少し戸惑っていた子供たちも、先生や友達と教え合いながら、上手にさやを開いていきます。プチプチとした感触が楽しいようで、夢中になって豆を取り出していました。

さやむきと同時に、観察のポイントも教えてもらいました。

  • さやの色や形
  • さやの表面の様子(毛があるか、筋があるかなど)
  • 豆の色や形、大きさ
  • 一つのさやに入っている豆の数

そして、先生から嬉しい発表がありました。

「みんなが今日むいてくれたえんどう豆は、明日の給食のチキンカレーに入るんだよ!」

この言葉を聞いた子供たちは、目を輝かせ、歓声を上げました。「えー!やったー!」「自分たちがむいた豆が入っているんだ!」と、明日の給食がますます楽しみになったようです。

今日のえんどう豆のさやむき体験を通して、子供たちは、普段何気なく食べている野菜が、どのようにして食卓に届くのかを学ぶことができました。また、自分たちがむいた豆が給食になるという体験を通して、食べ物への感謝の気持ちや、食への関心を深める良い機会になったことでしょう。

明日の給食の時間、子供たちはきっと、自分たちがむいたえんどう豆をいつもより美味しく、そして特別な気持ちで味わうことでしょう。