学校日記

神宮司学校運営アドバイザー来校! 経験の浅い教員へ実践的な授業改善アドバイス

公開日
2025/05/21
更新日
2025/05/21

学校の様子

本日、神宮司学校運営アドバイザーが来校され、特に経験の浅い先生方の授業を参観し、具体的な助言をいただきました。子どもたちの「学び」を深めるための多岐にわたるアドバイスは、日々の授業改善に大きなヒントを与えてくれるものでした。

神宮司アドバイザーからは、授業中に集中が途切れてしまう児童への「仕切り直し」の具体的な方法や、ペア学習の効果的な活用法について助言がありました。

子どもたちが「学び続ける心地よさ」を感じられる環境をいかに作るか、そして「しつけ」として押さえつけるのではなく、学びの中で主体的に行動できるよう促すことの重要性が強調されました。

また、児童の学習状況を測る「バロメーター」として姿勢の重要性が指摘され、算数指導においては、単なる「量的概念」だけでなく、「数的概念」にもつなげて授業を展開する必要性が説かれました。

現代の教育に欠かせないICT機器の活用についても、「タブレットは2人で1台」「算数ブロックも2人で学び合い」と、協働的な学びを促す具体的な方法が提案されました。発表の場面では、単語での発言ではなく、「まず、次に、だから」といった接続詞を用いて「1文2文3文」と論理的に話せるように指導することの重要性も助言されました。

「自立する子を育てる」という大きな目標に向けて、神宮司アドバイザーからの示唆に富んだ助言は、若手教員にとって大変貴重な学びの機会となりました。

今回の学びを活かし、子どもたちがより主体的に、そして深く学べる授業づくりに生かしてまいります。