トンボの生態を大冒険! ヤゴ放流で命のつながりを学ぶ
- 公開日
- 2025/05/22
- 更新日
- 2025/05/22
3年生
渚水みらいセンターに出かけ、トンボの生態について深く学ぶ一日を過ごしました。
トンボ博士に大変身!学びのスタート
渚水みらいセンターに到着した子どもたちは、まず専門家による『トンボのお話』に真剣に耳を傾けました。トンボの一生や種類、環境との関わりなど、普段は知ることのできない興味深い話に、子どもたちは目を輝かせながら聞き入っていました。中には、熱心にメモを取る子の姿も見られ、すっかり「トンボ博士」になった気分です。
「ヤゴ救出作戦」大成功!みんなで命を救ったヒーローたち
続いて行われたのは、先日、本校のプールで実施された『ヤゴ救出作戦』の表彰式です。プール清掃前に、たくさんのヤゴを救出した3年生の活躍が称えられ、代表児童には大きな拍手が送られました。自分たちの手で小さな命を救ったという経験は、子どもたちにとって大きな自信と、命を大切にする心を育む貴重な機会となりました。
ヤゴの放流と観察に夢中!
表彰式の後は、いよいよ今回のメインイベント、ヤゴ放流の時間です。クラスごとに分かれた子どもたちは、大切に育ててきたヤゴを一匹ずつ、そっと水辺に放ちました。「元気に育ってね!」「また会おうね!」と声をかけながら、小さな命が自然の中に帰っていく様子を、温かい眼差しで見守っていました。
放流後も、子どもたちの観察意欲は尽きません。センター内に設置された仮設水槽では、ヤゴがどんなふうに水中で過ごしているのかをじっくりと観察。さらに、トンボの展示コーナーや顕微鏡コーナーでは、様々な種類のトンボの標本や、ヤゴの細部を拡大して見ることで、彼らの生態への理解を深めていきました。
多くの学びを胸に学校へ
トンボの生態をたっぷりと学び、多くの発見と感動を胸に、3年生は無事に学校へと戻ってきました。今回の校外学習を通して、子どもたちはトンボという身近な生き物の多様性や、命のつながり、そして環境の大切さを五感で感じ取ることができました。この経験が、今後の学習や日常生活の中で、生き物への優しい気持ちや探求心へと繋がっていくことでしょう。
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