学校日記

道徳の授業:「いそいでいても」〜立ち止まって考える優しい心〜

公開日
2025/05/24
更新日
2025/05/24

2年生


道徳の授業で、「いそいでいても」というテーマについて学びました。子どもたちは、登場人物の気持ちを考えながら、日常生活の中で出会う「急いでいる時」にどのように行動すべきか、真剣に話し合いました。

授業では、急いでいる時に困っている人を見かけたらどうするか、という具体的な場面が提示されました。子どもたちからは、「困っている人がいたら助けてあげたい」「でも、もし急いでいたらどうしよう…」といった、様々な意見が出ました。

先生は、子どもたちの意見に耳を傾けながら、「相手の気持ちを考えること」の大切さを丁寧に伝えました。「自分がいそいでいる時に、誰かに助けてもらったらどんな気持ちになるだろう?」という問いかけに、多くの子どもたちが「嬉しい」「助かる」と答え、共感する様子が見られました。

また、「助けるためには、どんなことに気をつけたらいいだろう?」という問いに対しては、「まず声をかける」「周りの大人に伝える」など、具体的な行動を考える意見も出ました。中には、「困っているふりをして、意地悪な人もいるかもしれないから、気をつけたい」と、注意深く考える子もいました。

今回の道徳の授業を通して、子どもたちは「いそいでいても、立ち止まって周りの状況を見ること」「相手の気持ちを想像すること」の大切さを学ぶことができました。この学びを、学校生活だけでなく、家庭や地域でも実践し、困っている人に自然と手を差し伸べられる優しい心を持った子どもたちに成長してくれることを願っています。