最新更新日:2024/08/01 | |
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本日の児童朝会
おはようございます
まず始めに、 今世界では、戦争や争いごとによって、多くの人の命が奪われています。 今日、10月11日(水)ですが、3日ほど前から、イスラエルという地中海に面する中東の国が、 イスラム主義組織ハマスという武装組織の突然の攻撃を受け、 多くの死傷者が出ています。 皆さんのような子どもたちも犠牲になっていると聞いています。 私たち大人はもちろんのこと、これからの未来を創り出す皆さんが、平和な世界を創り出す担い手になってほしいと思います。 後から6年生からも、平和についてのお話があります。 最近朝晩とても涼しくなりました。 体調を崩さないように、上着などで体温調節してください。 運動会の練習も始まりました。 気温は下がってきましたが、空気が乾燥していたり、運動した後は水分が失われていたりするので、水分をしっかりとるようにしましょう。 今日は「もったいない」「MOTTAINAI」というお話をします。 「もったいない」という言葉を世界に広めたのは、 2011年に71歳でなくなられた、アフリカ人女性、 ワンガリ・マータイさんです。 マータイさんは政治家で、ケニア出身のアフリカ人女性として、 初めてノーベル平和賞を受賞しました。 アフリカ大陸全土で、荒れ果てた大地に3千本以上の木を植えた、 環境保護活動家であるとともに、 アフリカにおける、女性の社会的地位向上に尽くしました。 2005年に彼女が来日した際、 日本語の「もったいない」の言葉の意味に大変感銘を受け、 広めたいと思ったそうです。 「もったいない」とは、例えば、まだ役にたつのに捨ててしまったり、 使わずにそのままにしたりするなど、物が無駄になっている状態に それを戒める意味で使われることが多くなっています。 マータイさんが、世界各国の言葉を調べたところ、 「もったいない」のように、 自然や物に対する敬意、愛などの意思(リスペクト)が 込められていうような言葉がみつかりませんでした。 このように、みなさんの身近な言葉、「もったいない」という言葉は 大変素晴らしい意味を持った言葉なのです。 リスペクト(尊敬)の概念を一語で表している 「もったいない」の言葉と、意味を知ったマータイさんは、 この言葉を、世界共通の言葉として広めるべく、 「もったいない運動」を推進しました。 私たちの身の回りには、物があふれ、 電気やガス、水道、トイレットペーパーなどが 当たり前のように使える環境にあります。 当たり前のことが当たり前なのか、 この機会に、私たちの生活スタイルを見直してみましょう。 これからも、物を大切にする気持ち「もったいない」を進めていきましょう。 |
枚方市立樟葉小学校
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