最新更新日:2024/08/05 | |
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教頭研修 教職員のメンタルヘルスについて(写真中下:大石智医師による研修) 令和5年9月11日(月)教育研修課主催による「教頭研修(2)」が実施されました。 講師は、著書『教員のメンタルヘルス』でも知られる、北里大学病院精神神経科 大石智医師です。 大石先生からは、教職員の心身の健康は児童・生徒の成長や未来に影響を及ぼす重要なものであるというお話から始まり、管理職として所属教職員のメンタルヘルスケアにどのように関わることができるかについて考える機会となりました。 以下は、参加した教頭先生の振り返りより抜粋 ⚫︎休職中の方との関係づくりや教職員への気配りを大切にし、不調に気づけるアンテナを敏感にしていきたい。今回の研修を校長先生や首席と共有する。 ⚫︎教員より相談を受けると、その場ですぐに解決策を示さないといけないと思っていたが、今日の研修を受け、必ずしもそうではないと分かった。相談への対応は、傾聴し、相手のことをしっかりと考えた上で慎重に行うことが重要だと感じつつその難しさも感じた。 ⚫︎教職員の様子を普段からよくみておかないといけない。そのためには、自分のメンタルも健康に保たなければならないと思った。 など。 教員という職は、「感情労働」に分類されるということです。 文科省の調査でわかるように、教員の精神疾患による休職者数は、2000年ごろから大きく上昇し、ここ10年は高止まりであることは全国的な課題として報道されています。 今後、持続可能な学校づくりのためには、それを担う教職員の心身の健康保持は欠かせません。 今後、実際の職場におけるラインケア、教職員自身のセルフケアに注目していきたいと考えています。 |
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