最新更新日:2024/08/05 | |
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■業務改善研修■ 話し合うことが STEPゼロ ☆ Part.2
(・・・続き・・・)
オンラインミニ研修『「働き方改革」の校内研修、やってみた 〜話し合うことがSTEPゼロ〜』について。 話題提供者である東香里小の上田教頭先生から、校内で行った「働き方改革」の研修についてお話しいただきました。 働き方に関する意識を高めるため、 ・まずは職員全員で気軽に話し合える場を設けた。 ・それが当事者意識の高まりへとつながっていくと考えた。 ・各自の仕事の仕方や仕事に対する考え方を付箋交流で共有した。 教職員の反応は、「改めて業務内容や仕事の仕方を振り返ることで、自分たちのしていることに価値付けできよかった。」「遅くまで残業しても非効率なので、明日でよいことは明日する!と決断する。」等。 研修では、疑似体験として、Jamboardというアプリを使い参加者で付箋交流をしました。 また、ブレイクアウトルームでは、参加校において、働き方の見直しに関する対話の場を設けているか、その効果について交流しました。 .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* オンラインミニ研修には、業務改善推進校以外の学校からも参加者があり、効率的で質高く仕事を進める方法について模索しています。 どんな取組がマッチするか、それぞれの学校の実態等によって違うとは思いますが、好事例から学ぶことや受ける刺激は必ずあるため、今後もテーマを変え交流の場をつくっていきます。 今回の研修の様子や参加者の振り返りについては、市内全校へ発信していきます。 ■業務改善研修■ 話し合うことが STEPゼロ ☆枚方市において学校現場の働き方改革を進めるにあたり、大切にしていることは「対話」です。 本日はそこにスポットをあて、業務改善推進校として1年目である東香里小学校の上田教頭先生から、話題提供いただきました。東香里小学校で実際行った研修の体験も含みます。 短い時間ですが、経験談を交えながら体験もできるスタイルはこのミニ研修で初めてです! (・・・続く・・・) ○●大学生との座談会●○(授業も見学してもらいました) (さだ東小と教職員課より働き方改革の取組について説明) 今年度に入り、愛知教育大学の片山准教授と奈良教育大学の粕谷准教授が、枚方市の働き方改革の取組に注目し、何度か訪問を重ねてくださっていました。その中で、ぜひ大学生と座談会をしてもらえないかというご依頼があったことから、9月5日にさだ東小学校で実現したものです!! .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* この日は、協同出版より取材も入り、教員をめざすなら知っておきたい学校現場のリアルについて特集記事を作成されるとのことです。 .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* .・* 教員という仕事に対するブラック報道があり、教員養成大学の学生さんであっても、不安に感じることもたくさんあるとのことです。様々な質問には、桐山校長先生から経験を踏まえて丁寧に答えていただき、学生さんから「教壇に立つまでに準備しておくことが見えてきたように思う」という感想が聞けました。 教育委員会としては、教職は魅力ある職、教員をめざす人を増やしたい!と考え、働き方改革の取組を進めてきています。 現在の大学生が考えていること等について直接知ることのできるとても貴重な機会でした!交流によって気づいたこれまでの取組の効果や課題について、取組にいかしていきます。 ■より良い職場についてチームで考える■南丹・船井小学校教頭会から「一人ひとりが当事者となる働き方改革」をテーマに研修依頼がありました。南丹市は、美山かやぶきの里やるり渓自然公園のある自然豊かで空気のきれいなところです。 本市における働き方改革に対する意識の高まりや業務改善推進校等による具体的取組事例についてお伝えしながら、研修対象校において何ができるか?何をしたいか?について考える時間としました。 【気づいたこと・まず取り組みたいこと】 ●教頭や衛生推進者からのみ業務改善を発信するのではなく、全教職員で考えていくことが必要。 ●10月末までに校内研修を1時間程度計画し、全教職員で話し合いたい。 ●事例集を回覧し付箋交流するアイディア、いただきます! など・・・ 【全体を通して感想や考えたこと】 ●他校と交流できたことが良かった。教頭一人で進めるのではなく、市として取り組みたい。 ●自分のしていることが間違っていないと感じられた。教職員全員で取り組みたい。 ●人に押し付けられてすることではなく、当事者意識をいかに持って取り組めるかが鍵。 ●交流を通し、自分は本校の多くの先生方に助けてもらっているなと実感。これからもできることから取り組む。 ●効率化による質的向上を常にめざす。子どもたちの未来のために創造的に仕事がしたい。 など・・・ 学校の働き方改革については、全国的に報道等されているように課題はたくさんあります。その中で、本市の働き方改革の取組について、大阪府外から研修依頼をいただき注目・評価していただけたこと、とても嬉しかったです。これからも、本市の学校全体がより良い職場となるような方策を学校と共に考えていきたいです。 ★☆★本市の働き方改革が注目されています★☆★今回の訪問テーマは、「教職員の働き方改革」で、本市のこれまでの取組を、「先駆的かつ持続性に配慮したもの」と評価していただいたことから実現したものです。 まずはじめに、教職員課長の高山から、 ■推進校を立候補制にした理由や、市教委は推進校と共に考えたり悩んだりしながら、前向きに楽しく取組を進めてきたこと ■推進校同士のつながり(取組交流会等)や、わかりやすい情報発信を大切にしてきたこと ■労働安全衛生の視点からの組織改善が効果的であり、昨年度から力を入れていること などを、お伝えさせていただきました。 次に、業務改善推進校(R1〜R3)として主体的な実践を進めてきた伊加賀小学校の高嶋校長からは ■傍観者ではない、当事者意識を持った教職員を増やすための丁寧で人を大切にした取組 ■コロナ禍、タブレット導入を追い風とした積極的な業務改善 ■ストレスチェックの分析結果を活用し、より良い組織づくりをめざした取組 など、持続可能な取組にするために、やりがいや楽しさを大切に進めてこられたことをお話しいただきました。 その後の交流では「小さな渦が徐々にいろいろな人を巻き込み、大きな渦になってきていることがわかったが、渦を作ることは大変では?」との質問に対して ■高嶋校長「ちょっとしたことで小さな時間を生み出すことができる。相手の・みんなの時間を奪わないよう、時間の考え方を年度当初には必ず共有する。小さな会議を充実させて大きな会議を縮減する。時間を生み出す感覚を持たせる。」 ■荻田教諭「コロナがあり、GIGAが入ってきて、業務がプラスされてしんどくならないよう、逆に縮小できるチャンスと発想して動いた。その中、周りの先生たちからのプラスの声かけでやりがいを感じ、楽しみながらできた。」 ■光野教諭「小さな時間の積み重ねから全体の負担が軽減されていくことを感じた。ひとつひとつの目的を丁寧に説明しながら広めていった。」 と、それぞれの立場での見え方や意識の変化等を聞くことができ、自身の役割を認識しながら前向きに取り組むチーム力を感じました。 本市の取組がこのように注目されることは大変嬉しいことですし、交流によって刺激を受けることは双方にとって励みとなるものなので、とても有意義な機会となりました。 今回の「ふれあい教育対談」のテーマである「効果的な働き方改革の推進と笑顔あふれる学校づくり」に、本市でも引き続き取り組んでいきます。 |
枚方市教育委員会
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