最新更新日:2024/09/06 | |
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第2回教頭会挨拶 学校風土について
❇️兆(きざ)しに、足や辶をつけると、跳んで逃げるとなりますが、手を添えると挑(いど)むという漢字になる、と説明している場面の写真です。いじめも不登校対策も初期対応、つまり「兆」を見逃さない指導をお願いしました。
教頭先生方、こんにちは 最近指導主事のみなさんに送ったメッセージを教頭先生方にもご紹介します。 それは、『学校風土』についてです。 30年以上も前に、野口克己先生の講演を聞きました。 野口先生は、校内暴力真っ盛りの頃、指導主事たちに「しんどい学校をピックアップして視察してきなさい」と指示をされました。 その結果見えてきたことがあるという話です。 息をのみながらその話を聞いたことを思い出します。 しんどい学校に共通する「3つのない」とは何でしょうか? 一つ目は、花壇に花がない。 二つ目は、挨拶がない。 三つ目は、トイレがきたない。 でした。 「うまいこと言うなあ〜」、と感心したことを今も覚えています。 そして、この講演を聞いたあと、自分なりに (1)花を愛でる心の醸成(自然体験) (2)心が元気になれる挨拶の仕方(よいとこみつけ) (3)トイレ磨きは心磨き を自分の教育実践に生かしていこうと決意したのを覚えています。 指導主事はデータを分析し、その対応策を考えるのは大切な役割だとは思います。 しかしながら、それ以上に学校現場を訪問し、『学校風土』を肌で感じ、読み取る感性を磨くことも大切だと思っています。 日本初、経営コンサルタントの株式会社船井総研の創始者、船井幸雄さんは「経営が傾きかけた会社にも必ず良いところがある。 良いところを見つけてそこを伸ばす。それがコンサルの極意だ!」と喝破され、現場をつぶさに観察されました。 机上でデータ分析をすることも、学校現場で学校風土を感じることも、どちらも将来の学校経営者としての資質を身につける良い経験になると思っています。 そうした情報や経験をもとに課内で熟議することが、指導主事のレベルアップにつながるとともに、学校にも貴重な情報を提供することは指導主事としての大切な役割だと思っています。 市教委と学校現場が一体となり、「ともに学び、ともに育つ 枚方市の学校教育」をめざしましょう!! |
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