【6日火曜 広島原爆の日 絶対に繰り返さない 不戦の誓い】
- 公開日
- 2024/08/06
- 更新日
- 2024/08/06
校長のおはなし
写真は朝日新聞デジタルより
2学期6年生が修学旅行で広島に訪問します。
その広島に米軍が原爆を投下して79年となった今日、現地で原爆死没者慰霊式・平和記念式典が開催されました。
岸田総理大臣をはじめ、アメリカ、イギリスなどの核保有国含む109か国の代表が参列する中、松井一実市長は平和宣言で、
「国際問題を解決するためには拒否すべき武力に頼らざるを得ないという考え方が強まっている」と懸念を示したうえで、市民社会に対して「心を一つにして行動すれば、核抑止力に依存する為政者に政策転換を促すことができるはずだ」と呼びかけました。(NHK)
広島長崎の原爆、各都市の(大)空襲等では、非戦闘員の一般市民が大量無差別に殺戮されました。日本国憲法の平和主義は、これらを含む悲惨な過去の歴史を二度と繰り返さないという誓いなのです。
【平和宣言全文】「希望胸に行動し、核抑止力依存の転換を」広島市長
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca0c8bfb31310fc9fbce554ca5c8b26b33655102
さて、広島県の湯崎英彦知事のスピーチは、心揺さぶられるものがありました。
「核兵器には核兵器」という抑止論については、「人類が発明してかつて使われなかった兵器はない。」「核兵器も、それが存在する限り必ずいつか再び使われることになる」として、
「私たちは、真の現実主義者にならなければなりません。」と訴えました。
知事のお父さんも、原爆放射線医科学の研究者で、原爆に関する様々な事実の解明に尽力されたとのことです。
【広島知事あいさつ全文】「核廃絶は理想ではなく、現実の問題」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2152e238e151618c63023e85d49f753ee12144de
今日、9日の長崎の日、そして終戦記念日には、関連報道に触れて平和への思いを強めていきたいと思います。