学校日記

071216 4年 人物の気持ちの変化を想像する

公開日
2025/12/16
更新日
2025/12/16

4年生



4年生の国語科では、物語文「ごんぎつね」を題材に、「人物の気持ちの変化を想像する」という言葉の力を身につけることをねらいに学習を進めています。物語の中で登場人物の気持ちは、出来事や他者との関わりを通して少しずつ変化していきます。授業では、「この出来事があったから、気持ちが変わったのではないか」と、変化が起きたきっかけを本文の言葉をもとに考えながら読み進めていました。


子どもたちは、行動や会話、情景描写などに着目し、気持ちの変化が感じ取れる文や言葉を探し出し、自分の考えを伝え合っています。そうした活動を通して、登場人物の思いや心の揺れをより深く理解し、物語全体を立体的に捉えられるようになってきています。これは、文章の内容をもとに人物の心情の移り変わりを具体的に想像しながら読む力を育てる学習でもあります。


このような読み方が身につくことで、物語を表面的に読むだけでなく、「なぜこう感じたのだろう」「その後、気持ちはどう変わっていったのだろう」と考えながら本を読む楽しさが広がっていきます。物語を通して、感じ取る力や考える力を伸ばし、読書に親しむ姿勢を大切に育てていきたいと考えています。