春の陽気が心地よく感じられるこの時期、校庭には子どもたちの元気な足音が響いています。

現在、4年生の体育では「走の運動遊び」の学習を行っており、50メートル走を中心とした授業に取り組んでいます。

新体力テストの時期と重なるこの季節、3年生以上の学年では、走力の向上を意識した運動が多く見られます。

4年生の子どもたちは、「もっと速くなりたい！」「前よりタイムが縮まった！」と、自分の体と真剣に向き合いながら走っています。

一人ひとりが自分の記録を見つめ、どうすればもっとよくなるのかを考え、工夫する姿が随所に見られます。

体育科の目標として「自己の記録の向上や仲間との競争を通して、運動の楽しさを味わうこと」「動きの変化に応じた体の動かし方を身に付けること」が挙げられています。

50メートル走の学習は、まさにその目標にぴったりの内容です。子どもたちは記録への挑戦を楽しみながら、スタートの姿勢、腕の振り、足の運びなど、自分なりの課題を見つけて取り組んでいます。

今後も、子どもたちが自分の体の変化に気づき、体を動かすことに喜びを感じられるような授業づくりを大切にしていきます。