学校日記

6月2日 道具を使って、角を測るって測るってどういうこと?

公開日
2025/06/02
更新日
2025/06/02

4年生



5月30日の授業では、「角とはそもそも何か?」「角の大きさに限度はあるのか?」といった問いを投げかけながら、既習内容に立ち返りつつ、子どもたちと一緒に角の概念を深めていきました。

担任が工夫した自作教材を使い、角の大きさを視覚的・感覚的にとらえながら学習を進めました。




そして、6月2日の本日の授業では、角度の大きさを「測る」ことに焦点を当てました。

長さを測るときには「定規」を使うように、角度を測るためには「分度器」という道具を使うことを紹介。子どもたちからは「なんだか定規みたい」「どうやって使うの?」という声があがりました。




ここで大切にしたのが、既習の「長さを測るときは0を合わせる」という経験です。

「分度器にも0というのがあるね。これをどう使うんだろう?」と問いかけ、子どもたちに考えさせました。すぐに「やっぱり0を合わせないと正しく測れないんじゃない?」「どこに0を合わせるんだろう?」という意見も出てきて、これまでの学びと自然に結びつけながら、分度器の使い方への理解が深まっていきました。


児童が見方や考え方を働かせ、既習の「長さの測定」の学びから、道具の使い方を類推する様子が見られ、思考力の育成にもつながっています。




一つひとつの学びが積み重なっていくことを実感できる、探究的な授業となりました。