学校日記

(6年生)最上級生が見せる自発的な学びの姿

公開日
2026/06/02
更新日
2026/06/02

学校の様子

6年生の図工と社会の授業にお邪魔しました。そこには、さすが招提小の最上級生!と、思わず感心させられる素晴らしい学びの姿がありました。

図工の授業では、自分自身の「手」をモデルに、鉛筆だけを使って濃淡を表現するデッサンに取り組んでいました。シーンと落ち着いた集中した空気が流れる一方で、自然と友達同士で作品を見せ合い、交流している姿はとても微笑ましく、高学年らしい心の余裕を感じます。

ふと見ると、鉛筆で描いた手のデッサンを、自分の指で優しく擦ることで、柔らかな質感に仕上げている子どもたちがいました。5本の指先すべてを真っ黒にしながら、一枚の紙にじっと、根気強く向き合い続ける姿。真っ黒になった指先を見せてくれる子どもの表情には、どこか誇らしげな空気があふれているように感じました。

「もっと素敵な作品にしたい」という、内側から湧き出る自発的・主体的な想いがあればこその姿です。だからこそ、その真っ黒になった指先が、自分だけの最高の「達成感の勲章」に見えたのかもしれません。

また、社会の教室では、縄文時代と弥生時代の「衣食住」の違いについて、タブレット端末を使って比較し、まとめる学習が行われていました。ここでも図工の授業とまったく同じように、誰一人後ろ向きな姿ではなく、自分自身で黙々と問いに向き合い、学びを深めていく姿がありました。

「学ぶ」ということは、誰かに褒められるための行動ではなく、すべて「自分自身のため」の行動です。日々の授業の小さな積み重ねのすべてが、目に見えないところで、確実に自分自身の素晴らしい将来へと繋がっていきます。

今はまだ、その繋がりがはっきりとは見えないかもしれません。でも、一生懸命に取り組むことで自分自身が成長し変化していく楽しさ、喜びを、6年生のみんなにはこれからもたくさん感じてほしいと願っています。招提小を引っ張る6年生の背中が、短い時間でしたが、今日も一段と頼もしく見えた1日でした。