(1年生)相手を思いやる魔法の一言!
- 公開日
- 2026/06/04
- 更新日
- 2026/06/04
学校の様子
1年生の体育の授業にお邪魔しました。この日は、みんなが大好きな「ボール遊び」に挑戦していました。
はじめは、グループの仲間同士で順番にボールを投げ合っていましたが、ここで担任の先生から、一つ素敵な提案がありました。「今度は、投げる相手の『名前』を呼んでから投げてみよう!」
よし、やってみよう!と、この提案通りにリスタートしたのですが・・・これが1年生にとっては意外と難しいのです。「次は誰に投げよう?」と考え、まだ覚えはじめたばかりの友達の名前を一生懸命に確認しながら投げる。一方で、投げられる側の子どもたちも、いつ自分にボールが飛んでくるか分からない状態なので、突然飛んできたボールに慌ててしまいます。心配していた通り、あちこちの班でボールがポロポロとこぼれていきました。
教室に小さな「困り感」が広がったその時、すかさず先生が「もう一つの魔法」を教えてくれました。「まず相手の名前を呼んでみてね。そして、呼ばれた人から『はい!』って返事があってからボールを投げると、相手も準備ができて取りやすくなるよ」
なるほど! と、子どもたちの行動が変わります。「○○くん!」⇒「はーい!」⇒(ポンッ!)⇒(ナイスキャッチ!)
そう、この活動の本質は、ただボールを投げる技術ではなく、「受け取る側の気持ち(立場)になって投げる」ということだったのです。
お互いの名前を呼び合うことで、学級の新しいつながり(心理的安全性)を深めるだけでなく、相手の立場に立って行動する大切さを肌で学んだ1年生。これぞまさに、これから社会を生きていく上でのすべてのベースとなる、素晴らしい「学びの第一歩」でした。