学校日記

(4年生)「4コマ物語作り」で出会った、自分だけの言葉

公開日
2026/06/09
更新日
2026/06/09

学校の様子

4年生の国語の授業にお邪魔したときの様子です。 子どもたちは、4コマのイラスト(ただし、3コマ目だけが空白になっています)を見ながら、自分自身で想像を膨らませて物語を作っていく学習に挑戦していました。

一見簡単そうに見えますが、これが意外と難しいのです。 そのせいもあり、授業のはじめは、イラストの枠を大きく飛び越えた自由でユニークなお話が飛び出したり、「みんなを楽しませたい!」というサービス精神たっぷりのユーモアあふれる発言が見られたりしました。クラスからは楽しそうな笑い声が響き、とても温かい雰囲気でスタートしました。

そんな中、担任の先生がみんなに優しく、でも大切な一言を投げかけました。「他の人の作品を参考にするのではなく、自分自身でじっくりと考えて物語を作ってほしいから、今は声に出さなくてもいいよ」

その一言で、子どもたちは、先生の意図を瞬時に理解したようです。それまでの賑やかさから一転し、静かに4コマのイラストと向き合い始めたのです。教室が一気に「創作の場」へと変わったように感じます。

想像をして物語を作っていく活動には、決まった「正解」がありません。だからこそ、最初は難しさを感じます。 しかし、正解がないからこそ、誰かと考えを合わせる必要もありません。自分の心と対話し、「本当に伝えたいこと」をじっくりと表現できる力を身につけて欲しいと思います。

先生の温かい一言から、自分だけの表現の世界へ広がりを見せた4年生。答えのない物語に子どもたちがどんな素敵なストーリーを紡ぎ出したのか、それぞれの個性が光る作品の完成がとても楽しみです。