学校日記

(1年生)はじめての「あゆみ」と、自分をひらく「探究の文字」

公開日
2026/07/17
更新日
2026/07/17

学校の様子

終業式の後、1年生の教室では、小学校生活で初めてとなる「あゆみ(通知表)」の授与が行われていました。

まずは担任の先生から、「あゆみ」とは何なのかについて丁寧な説明がありました。4月の入学式から今日まで、できるようになったことは一人ひとり違うけれど、それぞれの頑張りを記録したものが「あゆみ」であること。そして学習の評価だけでなく、「みんなへの『ラブレター(担任からの所見)』もたくさん書いたんだよ」と伝えられると、子どもたちからは「ええ〜っ!」とはにかむような嬉しそうな歓声が上がりました。

しかし、先生から「そのラブレターには、まだ習っていない漢字も使われているんだ」と告げられた瞬間、教室の空気が一変しました。「なんで〜!」「自分で読みたい!」という声が次々と上がったのです。「お家の人と一緒に読んでね」という先生の言葉に対しても、「漢字、自分で調べるから大丈夫!」と返す子がいたことには、私も深く驚かされました。

「読めないから諦める」ではなく、「先生が書いてくれた自分の頑張りを、自分の力で解読したい」と主体的に問いを立て、未知の漢字を自ら調べようとする。その姿には、1年生としての困り感を乗り越えようとする探究心と主体的な行動力が宿っていました。

また、あゆみを受け取る前には、「お友達と比べるものではないから、のぞいたり見せ合ったりしない」という大切なルールも共有されました。「誰かと比較して一喜一憂する」のではなく、「自分自身の成長の軌跡」を客観的に受け止めるという姿勢を、子どもたちは静かなドキドキ感とともに実践していました。

初めて手にした、頑張りの証である「あゆみ」。そこに溢れる温かい言葉と、自らそれを読み解こうとした素敵なエネルギーを胸に、子どもたちは2学期への確かな一歩を踏み出しています。