学校日記

(3年生)教室を彩る笑顔のハロウィンと、じんざの深きやさしさに触れる秋 〜季節の装飾と「サーカスのライオン」で育む共感の心

公開日
2026/10/25
更新日
2026/10/25

学校の様子

3年生の教室を訪れると、そこには季節の行事を楽しむ和やかな空間と、物語の深層にじっくりと分け入る真剣な探究の姿が広がっていました。

ハロウィンに向けた装飾作りでは、オレンジや紫、黒といったハロウィンカラーの紙の輪っかが、子どもたちの手によって穏やかな雰囲気の中でどんどんつながっていきます。教室の窓や壁には、手作りの魔女やゴースト、ジャック・オー・ランタンたちが賑やかに飾られていました。そのどのキャラクターも、作った子どもたち自身の温かい気持ちを映し出したかのような、飛びっきりの「笑顔」を浮かべています。

一方、国語の時間にひも解いていたのは、名作『サーカスのライオン』。年老いたライオン「じんざ」の行動や心の機微を捉える学習です。子どもたちのノートには、テキストの言葉を根拠にした実に深い読み取りが綴られていました。

「足が傷ついているのに火の中へ飛び込んだのは、自分のこと以上に男の子を助けたいという深い思いがあったから」「努力して練習した技『こうもり』を見せられて、じんざ自身も誇らしくて嬉しかったはず」「親切にしてくれた男の子への感謝と、『元気になってほしい』という相手を思いやる優しさが溢れている」――。

笑顔あふれる装飾づくりで育んだ温かな感性と、じんざの自己犠牲的とも言える深い愛や優しさに寄り添う読み取りの深さ。秋深まる教室の中で、子どもたちの他者への共感と想像力が豊かに花開くひとときとなりました。