学校日記

(4年生)息を吹き込めば、世界にひとつの模様が舞う

公開日
2026/11/02
更新日
2026/11/02

学校の様子

4年生の図工の教室では、絵の具と息が織りなすアートの探究「吹き流し(ドリッピング)」の表現活動が行われていました。画用紙の上に落とした絵の具に息を吹きかけ、偶然生まれる予測不能な線の広がりや模様の面白さを全身で楽しむ時間です。

出来上がった作品を見渡すと、そこには驚くほど豊かな個性が花開いていました。鮮やかな様々な色彩が混ざり合ったエネルギーあふれる作品もあれば、同系色で統一された静かで洗練された雰囲気の作品もあります。

そして、その制作過程にも一人ひとりの「表現の探究」がくっきりと表れていました。

力強く「ふーっ!」と息を吹き付けて大胆な線を伸ばす子、画用紙の反応をそろりそろりと伺いながら繊細に息を乗せる子、一方向だけでなく様々な角度から吹き付けて複雑な網目模様を生み出す子――。

「こう吹いたらどう広がるかな?」「この色とこの色を重ねたら面白いかも!」と試行錯誤を重ね、自分らしい表現を追求していく子どもたち。お互いの作品を見比べる中で、「その吹き方すごい!」「色の混ざり方が綺麗!」と、自分とは違う表現の良さや美しさに気づく目も育っています。偶然の発見を楽しみながら、自分らしさと他者への敬意を深めた、心躍る図工の時間となりました。