5年生の挑戦! 誰の指示でもない「自分たちのダンス」で運動会へ
- 公開日
- 2025/10/02
- 更新日
- 2025/10/02
5年生
運動会の恒例行事である団体ダンス。
今年の5年生は、例年とは一味違う、特別な練習に取り組んでいます。
なんと、ダンスの構成、振り付け、練習方法のすべてを、子どもたち自身が考え、作り上げているのです。
自主性が生む「楽しさ」と「真剣さ」
「先生の指示」や「お手本」は一切なし。選曲から始まり、「どう動けばかっこいいか」「どうすればみんなで一体感を出せるか」を、クラスやグループで真剣に話し合い、試行錯誤を繰り返しています。
ある児童は「自分たちで決めたから、失敗しても誰のせいにもできない。だからこそ、みんなで意見を出し合って、本気で最高のものを目指したい」と語ってくれました。また、別の児童は「先生に言われたことをやるより、自分たちでゼロから作っていくのがすごく楽しい!」と、目を輝かせます。
指示待ちゼロ! 活気あふれる練習風景
練習場所には、活気に満ちた、非常に良い雰囲気が流れています。
練習開始の合図は生徒の声:誰かが「じゃあ、一回通しでやってみよう!」と声を上げ、練習がスタート。
主体的なフィードバック:「今の移動、ちょっと遅れてるよ!」「もっとキレを出そう!」など、子ども同士で積極的な声かけや改善の提案が飛び交います。
熱心な話し合い:うまくいかない部分があると、すぐに輪になって立ち止まり、短い時間で効率的に意見を交換。誰一人として指示待ちの児童はいません。
「自分たちで決めたもの」だからこそ、練習への参加意識と熱量が格段に高く、真剣そのもの。教える側ではなく、作る側に立った5年生の表情は、達成感と自信に満ち溢れています。
この自主性を重んじた取り組みは、単にダンスを完成させるだけでなく、協調性や問題解決能力、そしてリーダーシップといった、高学年として大切な資質を育んでいます。
運動会当日、グラウンドで披露されるのは、誰のものでもない、5年生一人ひとりの想いと汗が詰まった、世界に一つだけのダンスです。
その堂々とした姿と、彼らが作り出した最高のパフォーマンスに、期待が高まります!
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