📐「直線の交わり方・並び方」に注目!平行な直線のふしぎを探る
- 公開日
- 2025/11/11
- 更新日
- 2025/11/11
4年生
算数では、「直線の交わり方や並び方に注目して調べよう」というテーマで学習しました。
この単元では、平行な直線と、直線が交わってできる角度の関係にスポットを当て、子どもたちは図形の世界の新たなふしぎを発見しました!
1. ✂️交わる?交わらない?「平行」の定義
授業の導入では、「交わらない直線」の条件を考えました。
「まっすぐ伸ばしても、いつまでもぶつからない直線のペア」
「2本の直線の間の幅(距離)がどこでも同じ」
この2つの条件を満たす特別な直線の関係を「平行」と呼ぶことを確認しました。定規や分度器を使って、身の回りにある平行なもの(建物の壁、ノートの罫線、電車の線路など)を探し、理解を深めました。
2. 📏直角に交わる「垂直」との関係
次に、平行な直線を調べるために「垂直」な直線を使いました。
一方の直線に、もう一方の直線が直角(90°)に交わっている関係を「垂直」と呼びます。
子どもたちは、T定規や三角定規の直角の部分を使って、2本の平行な直線に対して垂直な線を引いてみました。その結果、垂直に引いた線が、2本の平行な直線のどちらとも直角に交わることを発見し、「平行な直線は、垂直な線で測ると、幅が本当に同じなんだ!」と納得した様子でした。
3. 💡「角度」のふしぎ!平行線と新しい角度
この単元のクライマックスは、平行な直線に斜めの直線が交わったときにできる角度の関係を調べる活動でした。
分度器を使って、交点(直線が交わるところ)でできた様々な角度を測ってみると、子どもたちから「あれ?同じ角度があるよ!」という声が上がりました。
向かい合っている角度(対頂角):いつ見ても同じ大きさ!
位置は違うけど、角度は同じ(同位角・錯角):平行な直線の場合に限り、同じ大きさになる!
この「平行な直線の場合、特定の角度が必ず等しくなる」という発見に、子どもたちは興奮した様子でした。これは、図形の性質を考える上で非常に大切なルールです。
4. 📝学びのまとめ
今回の学習を通して、子どもたちは「交わる・交わらない」「角度」という視点から、図形をより深く分析する力を身につけました。
特に、「平行」という性質が、角度の大きさにどんな影響を与えるのかを理解できたことは大きな収穫です。
この知識は、今後、図形の面積や多角形の性質を考える際の土台となります。
身の回りにある様々な図形に目を向け、さらなる探求を期待したいと思います!
+1