📐6年算数:比例の利用💡数えずに300枚の画用紙を用意せよ!
- 公開日
- 2025/11/11
- 更新日
- 2025/11/11
6年生
算数の授業では、「比例の利用」をテーマに、身近な問題解決に挑戦しました。子どもたちが挑んだのは、300枚の画用紙を、全て数えることなく、正確に用意する方法を見つけるという課題です。
🧐 課題の提示:数えずに正確に!
📏 解決のカギ:「比例」を見つけ出す
議論の中で、あるグループから「枚数と重さは関係があるのでは?」という意見が出ました。これが、この問題を解決するカギ、「比例」を見つけ出す第一歩となりました。
ステップ1:基準を作る まず、数えやすい少量の画用紙(例えば、10枚)を実際に測り、その重さを調べます。 (例)画用紙 10枚 の重さ 92g
ステップ2:比例の関係を確かめる この結果から、枚数が増えれば重さも同じ割合で増える、つまり「画用紙の枚数」と「重さ」は比例の関係にあると確認しました。
ステップ3:求めたい重さを計算する 目標は300枚の重さを知ることです。基準のデータを使って、300枚の重さを計算します。
10枚から300枚は、30倍です()。
よって、重さも30倍になるはずです。
つまり、2760gの重さになるように画用紙を用意すれば、それが300枚になる、ということがわかりました。
🎉 授業のまとめ
この授業を通して、子どもたちは「比例」という数学的な考え方が、日常生活の具体的な課題解決に役立つことを実感しました。
「量が多いものを数える代わりに、測りやすい少量のデータ(基準)を使って全体を推定する」
という「比例の利用」の考え方をしっかりと学ぶことができました。