学校日記

4月24日 「学び方を学ぶ」:国会の役割と私たちの未来

公開日
2026/04/27
更新日
2026/04/27

6年生

本日、6時間目の社会科の授業では、札幌国際大学の安井准教授を特別講師にお迎えし、「国会のはたらき」についての学習を行いました。

昨年度の中山先生に続き、専門的な知見を持つ先生から直接学べる貴重な機会となりました。

今回の授業は、単に知識を覚えるだけでなく、子どもたちが自ら主体的に「学び方を学ぶ」姿勢を育てることに重点を置いています。

1. 授業の土台:「学び方の作法」

授業の冒頭、安井先生からは「学校は大人になる練習の場である」というお話がありました。

  • 助け合いの精神: 「隣と机がくっついているのは、助け合うため」という考えのもと、誰とでも協力して学ぶ姿勢を大切にします 

  • リアクションの魔法: 友達の発言に対し、「なるほど」「確かに」と反応を返すことをルール化しました。これにより、クラス全体が安心して発言できる雰囲気が生まれます 

  • 「無知の知」: ソクラテスの言葉を引用し、「知らない」と認めることが一番賢いことであると教わりました。自分の中の「わからない」を可視化し、それを解決しようとする意欲を引き出しています 

2. 本日のテーマ:国会と三権分立、そして裁判員制度

授業のメインテーマは、私たちの暮らしを支える「政治の仕組み」です。

  • 三権分立: 国の権力が一つの場所に集中しないよう、「国会(立法)」「内閣(行政)」「裁判所(司法)」の3つに分かれている仕組みを学びました 

  • 国民主権: 「総理大臣を決めるのも、辞めさせるのも最終的には国民である」という視点から、選挙権の大切さを再確認しました 

  • 裁判員制度: 18歳以上の国民が重大な裁判に参加する仕組みについて学び、自分たちが将来、国の制度を支える一員になることを実感しました 

3. デジタルと対話を組み合わせた「ジグソー学習」

今回の授業では、NHK for Schoolの動画を活用した「ジグソー学習」という高度な学習手法を取り入れました 

4人組のグループで、「衆議院」「参議院」「選挙」「国会施設」といった異なるテーマを各自が分担して調査します。その後、自分が学んだ内容をグループの仲間に「説明」することで、短時間で全員が国会全体の仕組みについて詳しくなることができました 

「聞いたことがある」というレベルから、自分の言葉で「説明できる」レベル(レベル3)を目指し、子どもたちは活発に意見を交わしていました 

安井先生からは「先生たちも日々勉強中である」という力強いメッセージもいただきました 

子どもたちは、最先端の授業を通じて、政治の仕組みだけでなく、これからの社会で必要となる「自ら学び、他者と協力する力」をしっかりと養っています。