不審者避難訓練 6月3日
- 公開日
- 2024/06/03
- 更新日
- 2024/06/03
学校の様子
(校長より)
本日の西牧野小だよりにも書きましたが、約23年前の6月8日に、大阪教育大学付属池田小学校で、この日に包丁を持った侵入者があり、1年生と2年生、それから先生も、亡くなったり怪我をしたりしました。 この事件以来、大阪府では、6月8日を「学校の安全確保・安全管理の日」とし、6月を 「子どもの安全確保推進月間」と定めて、子ども達の安全をしっかりと守っていこうとしています。
それまでは門は開けっ放しだったのが、学校の安全を守るため、門を閉じ、鍵をかけ、監視員の人をつけ、監視カメラもつけています。不審な人が学校に来ればすぐわかるようにして、侵入を防いだりしています。また、不審者が学校に侵入したときの訓練もしています。
それから、 皆さんは、登校するときと下校するときに、お父さんお母さんや地域の見守り隊の方に、見守られています。それで、登下校の安全が守られています。でもそれは簡単なことではなく、お仕事で忙しかったり、お年寄りであったりと、当たり前ではありません。
だから、見守っていただいているお父さんお母さん、地域の見守り隊の方に、感謝の気持ちを忘れないでください。
学校や登下校以外の場所では、どうしますか?
遊んでいるとき、習い事への行き帰りなど。
そのときは、すぐ近くに大人の人がいないかもしれません。
そのときはどうしますか?
「自分の身は自分で守る」しかないのです。
「知らない人から声をかけられたら」 答えずに逃げる。
「道をたずねられ、そこまで一緒に行こうと誘われたら」 『行きません』ときっぱり断る。
乗り物には絶対に乗らない。
「手などをつかまれ車に引っ張りこまれそうになったら」 「助けて」と大声を出す。
防犯ホイッスルを吹く。
マンションのエレベーターに一人で乗るとき、知らない人が一緒に乗りそうだった。
家に誰もいなくて家に帰って鍵を開けるとき。周りをしっかり見て、「ただいま」と声をかけて家に入る。
そして、
普段から、友だちの名前や、今日は誰と遊ぶのか、どこへ行くのか、何時ごろ帰ってくるのかなど、お家の人に知らせておきましょう。
自分の身を守るため、お家の人と一緒に、こんなときどうする、と話をしておいてください。
いざというときどうするのかの練習です。考えておきましょう。