学校日記

メダカの卵の成長を観察!〜小さな命の神秘に感動〜

公開日
2025/06/11
更新日
2025/06/11

5年生

理科の授業では、子どもたちが熱心に取り組んできた「メダカの卵の成長」についてのまとめを行いました。小さな卵の中で日々変化していくメダカの様子を観察し、命の神秘に触れる貴重な時間となりました。

毎日欠かさず観察!

約2週間前、子どもたちは顕微鏡を使ってメダカの卵を初めて観察しました。最初は小さな点にしか見えなかった卵が、日を追うごとに変化していく様子を、毎日欠かさず記録してきました。

「見て!心臓が動いてる!」「目ができてきた!」「体がはっきりしてきたよ!」

観察するたびに、子どもたちからは驚きと感動の声が上がっていました。タブレットで写真を撮ったり、ワークシートに絵を描いたりしながら、それぞれの卵の成長を細かく記録していきました。

観察記録から分かったこと

今日のまとめの時間では、それぞれの観察記録を見比べながら、メダカの卵がどのように成長していくのかをグループで話し合いました。

  • 卵の大きさはほとんど変わらないのに、中のメダカはどんどん大きくなること
  • 受精からおよそ3日ほどで心臓が動き出すこと
  • 日が経つにつれて、目や背骨、ひれなどが形成されていくこと
  • そして、ついに卵からかえって稚魚になること

といった成長の過程を、子どもたちは自らの観察を通して発見し、発表し合いました。特に、卵の中でピクピクと動く稚魚の姿を見た時には、生命の力強さに感嘆の声が上がりました。

命を大切にする心を育む

今回のメダカの卵の観察を通して、子どもたちは生命の誕生から成長、そして孵化までの過程を間近で体験することができました。小さな命が懸命に生きようとする姿は、子どもたちにとって大きな感動と学びになったようです。

「メダカの赤ちゃん、かわいい!」「大切に育ててあげたい!」

といった声が多く聞かれ、命を慈しむ気持ちや、生き物に対する優しい心が育まれている様子が伺えました。

この経験が、これからの理科の学習だけでなく、豊かな心を育む上でも大切な土台となることを願っています。