代理の先生からのサプライズ問題! 算数の難問に挑む自習時間
- 公開日
- 2025/05/22
- 更新日
- 2025/05/22
4年生
教室では、担任の先生が急遽お休みという状況の中、いつもとは一味違う自習時間が繰り広げられました。
通常の自習課題に加え、代わりに教壇に立った先生から出されたサプライズ問題に、子どもたちは目を輝かせながら挑戦しました。
担任不在でも集中!
朝の会で担任の先生が不在であることが告げられると、一瞬、子どもたちの間にどよめきが走りました。しかし、すぐに代理の先生が教室に入り、落ち着いた声で「今日は先生の代わりに私が皆さんと一緒に勉強します。まずは今日の自習課題に取り組んでくださいね」と指示。子どもたちは気持ちを切り替え、静かに自習課題に取り組み始めました。いつもと違う環境にも関わらず、真剣な眼差しで教科書やノートに向かう姿は、さすが4年生。日頃の学習習慣がしっかりと身についていることを感じさせました。
代理の先生からの挑戦状!
自習課題がひと段落した頃、代理の先生は黒板に大きな数列を書き出しました。
そして、「さあ、このに入る数字は何でしょう?」と問いかけました。
予期せぬ問題に、子どもたちは一斉に顔を上げ、黒板に釘付けになりました。数列の規則性を探ろうと、頭をひねったり、指で数字を追ったり、友だちと小声で相談したりする姿が見られました。
「64は8かける8だ!」「81は9かける9、100は10かける10だから…!」と、平方数の関係性に気づいた子が声を上げると、次々に「わかった!」「そうか!」という声が上がりました。そして、子どもたちは自信を持って、に4・9・16・25・36・49という数字を書き込んでいきました。
考える楽しさ、解ける喜び
すべてのが埋まり、正解が分かった瞬間の教室は、大きな拍手と歓声に包まれました。代理の先生も「素晴らしい!みんなよく頑張ったね!」と笑顔で子どもたちを褒めました。
担任の先生がいないといういつもと違う状況の中でも、子どもたちは集中力を保ち、代理の先生からの「挑戦状」にも臆することなく向き合いました。今回のサプライズ問題は、子どもたちにとって、ただ答えを導き出すだけでなく、考えることの楽しさや、ひらめきが生まれる瞬間の喜びを実感する貴重な機会となったようです。