リズムを披露してきました！そして、歌ってきました！

　始まるとすぐに、ホール全体を西長尾小の子ども達のリズムが届きました。会場の皆さんの体が、O先生の鉦の音と子ども達のリズミカルな歌詞に合わせて、小刻みに動いていましたよ。そして、とっても素晴らしい歌声でした。これまでにみんなで考えたり、振り返ったりしてきた過程を披露できました。

　冒頭の「まるたけえびす」は躍動感が伝わってきました。京都の通りの名を聴きながら、京の街並みを跳ねているような舞台上の3、4年生の姿が重なりました。京都で観光案内をしていた私にとっては通りの名前はとても懐かしく、是非みんなで京都の街を観光案内したくなりました。

　舞台には何の装飾はありません。しかし、楽しく飛び跳ね、歌う子ども隊の様子が、京都の街並みを知る人の記憶を引き出したり、知らない人に興味をもたせたりしたようでした。

　気づかないかも知れませんが、アリーナにいますと、その振動がリズムとともに響いていました。軽快なリズムに子ども達の明るい声が響き、最高でした。

　NHKコンクールの課題曲でもあったこの曲。子ども達一人ひとりが歌に込めた気持ち、歌詞を一人ひとりが想像し解釈した様子が、本番でも披露されていました。

　本番での披露は一回でしたが、ここに至るまでの過程を知っていること、そして、歌詞に込められた、また言葉に込められた意味を、子ども達自身の頭で考えた気持ちを、日々表現してきたことが思い出されました。

　腹筋を鍛えながら歌ったり、声を響かせるために表情をつくったり、歌うための体づくりはまだ始まったばかりです。ここからが、スタートだという気持ちを持って、更に練習をしていきたいものです。

　あおい天使の天使の自由さを表現できるように本当に頑張りました。

　とっても、感動した音楽会でした。ご来館下さった保護者の皆様、ありがとうございました！

作曲者からの想い