これまで準備を重ねてきた5年のキャンプ、ついに出発の日です。
今日明日、奇跡的な好天予報に恵まれました。
風も弱く、気温が平地よりも2、3度程度低いベストコンディションです。
予定の8時半まで数分残して出発式が始まりました。
司会の二人は練習したのでしょう。とても上手にスピーチしています。
（といいますか、大人より上手でした、まさに天晴れ）

バスはこれまた定刻の15時ちょうどに帰着しました。
決して小さなトラブルがなかったとまでは言いませんが、
概ね、4年生は勉強も遊びもしっかり楽しんだと思います。
あとは、注意点を修正するだけ。
子どもたちのおかげで、楽しい校外学習活動になりました。
これで現地レポートを終了します。ありがとうございました。

※明日からは、5年生のキャンプ編が始まります。ご期待ください！

楽しかった校外学習、自由時間ですが、そろそろ集合です。
偉かったなと感心したのが、予定よりも前に前に行動できたこと。
バスは定刻の出発になりました。

惜しい！頑張って！

お見事！

皆の祈りが通じたのかのかわかりませんが、徐々に快方に向かっているようです。遊びが再開されました。

実はこの時間、急に空が暗くなり、大粒の雨が降ってきたんです。
万事休すかと思いました。晴れ男のそばを離れたのが原因かもしれません。
しかし雨雲レーダーには急な雨雲が真っ赤になっているものの、
当該地を少し外れていて、北東方向に進んでいく感じが。
担任団の判断は、しばらく様子見でひどくなれば帰校でした。

ホント、楽しそう。

おやつを食べ終わった子どもたちから、野に駆け出していきます。

今日は正午ごろから雨予報で、しかもしっかり降ると。
正直、諦めかけていたところがあります。
途中センターの中で予報を確認すると、
「3時から降雨」に遠のいているではありませんか。
実は、センターで説明を担当してくださった方が稀代の晴れ男だそうで、
この幸運はそのパワーをいただいたようです。
でもちょっと涼しい風が吹いてきて、不気味なんですが。。。

作ってもらったお弁当を開けて、笑顔が弾けています。
ほんと、今日のお弁当を楽しみにしていたんですよ。

4年生の校外学習レポートを再開します。
さて、東部資源環境センターの横には、東部公園があります。
しっかり学んだ後は、
ここで昼食と自由時間を満喫しようという計画です。
シロツメクサが咲き誇って、気持ちの良い公園ですね。
（放送開始45周年「あらいぐまラスカル」の歌、聞いたことある？と子どもに聞くと、はあ？という感じでした、涙）
ワンちゃんと来たことがあるという子どもがいました。
日直さんが前に出て、さあ、いっただっきまあ〜〜〜す！

見学後は、質問コーナー。
サッと四人の手が上がりました。
こういう積極性は素晴らしいですね。
これで、今日の東部資源循環センターの見学は終了です。
係の皆様、丁寧でユーモアのあるご説明をありがとうございました。

説明の係の方によると、この時間にたくさんの搬入車を見られたのはラッキーだそうです。
搬入車の方々は、男女ともおられました。（だいたい二〜三十代くらいの方が多かったように思います）
手を振ると、気さくに手を振って応えてくださいました。

一番手前、1番の進路に車が入りました。
おお〜〜っ！
運んだゴミは、ここからゴミピットに直接投入されるのですが、
番号がついた黄色の扉が閉まってはじめて、
ピットへの入り口が開きます。（見えませんが中にあります）
人が誤って30m下のピットに入ってしまうことを防ぐための、
安全装置だということです。
ピットに入ったゴミは、先ほどのゴミクレーンで攪拌され、
投入ホッパから焼却炉に入ります。

手を挙げ立っている児童を結ぶとクレーンの円周になります。
相当大きなものです。
さて、もう一つのメイン、パッカー車がゴミを搬入する部屋の見学です。
（プラットホーム）
もう間近に車が寄せられ、迫力満点です。
不思議なのは、ゴミが間近にあるのに、臭いがほとんどないことです。
実は、このプラットホームの出入り口は、
エアカーテンと高速シートシャッターで外気と遮断する仕組みになっています。
また、この横のゴミピット内の空気は、ゴミ燃焼用に吸引されるので、
臭気がほとんどしない上に、外部にも出ないことになっています。
ハイテクなのですね〜。

クレーンは、どう操作しているんですか？という優れた質問があり、特別にクレーン操作室を見学させてもらいました。（同行した先生によると、初めて入ったそうで、かなりレアな体験です、ナイス！）ゴミが搬入されている時間は、とても細かい作業を手動で行います。ゴミをつかんだクレーンを細かく振って、ゴミ袋を破って均等に散らばるようにし、焼却ムラを防ぐ技術には目を見張りました。（夜間等は、自動運転だそうです）
なぜ焼却ムラを防ぐのかというと、発電が安定し売電しやすいからだそうです。
そういうことだったんですね、驚きました。

次にここのメインの一つ、
ゴミの攪拌と焼却炉への投入を行う部屋です。（ゴミピット）
UFOキャッチャーが超巨大化したようなゴミクレーンが３機あり（１機は予備）、ゴミを細かく振り分けたり、攪拌したりして焼却ムラを無くします。
ぎゅっとつかまれたゴミは、奥の投入ホッパから入ります。

ガラスに触ると振動がします。
ガラスの向こうは音と振動の世界。

この施設の心臓部、中央制御室です。
24時間を12時間交代で回しているそうです。
本センターは、この4月から名称が東部資源環境センターに変更されました。
ゴミを高温で焼却するなどして、
ダイオキシンほかの有害物質を出さない工夫が随所にあります。
また焼却熱を利用して発電し、売電収入は年2億円ほどになるそうです。
灰は都市ガスで溶融処理して固形化させ、有害物質を出さず、逆に道路用材に有効利用される予定だそうです。