7月14日 5年 「水産業のさかんな地域」ジグソー法で深める学び
- 公開日
- 2025/07/14
- 更新日
- 2025/07/14
5年生
本日、5年1組は社会科「水産業のさかんな地域」の単元のまとめとして、ジグソー法を活用した授業に取り組みました。ジグソー法とは、異なる情報を担当した小グループが、それぞれの視点から調べ、学んだことをもとに本来の班に戻って情報を共有し合う学習方法です。子どもたち一人ひとりが「学びの部品(ピース)」となり、全体として一つの大きな理解をつくりあげていきます。
今回の問いは、「あなたは漁師になります。どの都道府県でやりますか?」。この問いに対し、まずはエキスパートチームに分かれて、全国漁獲量ランキング、魚類消費量ランキング、全国の交通網、日本の地形と災害についての資料を読み取り、要点を整理していきました。
それぞれのエキスパートチームでは、資料から見えてくる特色をもとに活発な意見交換がなされ、「漁獲量が多いのは〇〇県」「交通の便が良い地域の方が出荷しやすい」「災害が多い地域はリスクが高い」など、さまざまな視点で水産業を多面的にとらえる姿が見られました。
次回の授業では、自分の班に戻り、それぞれが持ち帰った知識を持ち寄って話し合い、「どの都道府県で漁師をするか」という問いに対する“納得解”を導き出します。単なる答え探しではなく、多くの人が納得できる理由を共有し合う力を育てる貴重な機会です。これまでの学びを総動員し、根拠をもって考え、伝え合う力が養われています。
今後も、学びをつなげ、深めていく5年生の姿に期待が高まります。