5年2組の学級活動では、以前の児童会祭りで行われた「逃走中」を、クラスレクリエーションとして実施しました。きっかけは、前回の児童会祭りで代表委員としてこの企画の運営に一生懸命取り組んでいた友達が、当日やむを得ずお休みしてしまったことでした。その姿をそばで見ていた学級の子どもたちから、「クラスでもう一度、みんなで逃走中をやりたい」という声が自然と上がったそうです。友達の思いに心を寄せ、行動につなげようとする姿がとても素敵だと感じました。

当日は、グラウンドいっぱいを使っての本格的な活動となり、私も招待を受け、2週連続でハンター役として参加しました。子どもたちは35分間、声を掛け合いながら全力で走り続け、見事にハンターから逃げ切る場面もありました。ミッションも工夫されており、グラウンドに散らばったひらがなを6枚集めて言葉を完成させるものや、隠されたボールを3つ見つけるもの、玉入れで8個入れるものなど、協力しなければ達成できない内容ばかりでした。

本日お休みだったお子さんは残念でしたが、クラスみんなで友達の思いを大切にしながら作り上げたこの時間は、きっと子どもたちの心に残る楽しい思い出になったことと思います。友達を思いやる気持ちと、仲間と協力する力がしっかりと育まれていることを感じる学級活動でした。