学校日記

5月8日 6年生 社会科「選挙」出前授業で主権者としての学びを

公開日
2025/05/08
更新日
2025/05/08

6年生

本日、6年生の社会科の授業で、枚方市選挙管理委員会と明るい選挙推進協議会の方々をお招きし、選挙についての出前授業を行いました。「選挙はなぜ大切なのか」「誰のために、何のために投票するのか」といった問いに向き合いながら、子どもたちは主権者としての責任について考える貴重な機会となりました。




授業では、若者の政治離れが進んでいる現状についての話から始まり、選挙の意義や仕組みについて学びました。その後、各班で事前に話し合って準備していた「枚方市長になったら何をしたいか」という政策案をもとに、立候補者と応援演説者が公約を発表しました。東部地方の活性化、枚方市の認知度アップ、仲間の思いに耳を傾けながら投票に臨みました。




模擬投票では、本物の投票箱を使い、実際の選挙に近い体験ができました。また、投票用紙が引っ張っても破れにくく、自然に開くように工夫されていることや、一度の国政選挙に数百億万円の費用がかかることなど、選挙の舞台裏についてのクイズもあり、子どもたちは興味深く耳を傾けていました。




学習指導要領では、「国や社会のしくみについて理解し、社会に積極的に関わろうとする態度を育てる」ことが社会科の目標とされています。今回の学習を通して、子どもたちは「自分たちの社会は自分たちでつくる」という意識を高めることができたようです。未来の有権者としての第一歩を踏み出す、大切な経験となりました。