5月29日 4年 角とその大きさ 探究的な学びが広がる授業
- 公開日
- 2025/05/29
- 更新日
- 2025/05/29
4年生
本日、4年生の算数「角とその大きさ」の導入授業が行われました。授業の始まりは、イラストの動物の口の開き方の比較から。
「どちらの動物の口の方が大きく開いている?」という問いに、子どもたちは興味津々で取り組みました。定規を使って長さを比べたり、三角定規の直角の部分を当てて間接的に比較したり、紙を切り取り直接重ねて比べたり。
3年生までの学びを生かしながら、「どうやったら比べられる?」という探究の視点で授業が進みました。
1時間かけて比べた結果、「毎回こうやって調べるのは大変!」という気づきが自然に生まれました。そこから「もっと簡単に角の大きさを調べる方法はないか?」という次時への見通しをもち、学習の意欲が高まった様子が印象的でした。単元計画表や、最後にできるようになることの提示(モデリング)も行い、学習の道筋が明確に示されていました。
この授業は、校内研究の一環として、教職員全員に公開された授業でもあります。
ひとつの単元を全て公開するという取組は他校でもあまり例がなく、授業中も授業後も教員同士の活発な対話が自然と生まれていました。学校全体で授業改善に取り組む、本校ならではの学びの風景が広がっています。