今回の授業で最も驚かされたのは、子どもたちの発表の仕方でした。私はてっきり、「自分はこんなふうに調べて、こう思いました」というような、いわゆる説明型の発表がされるのだと思っていました。ところが実際には全く違いました。

「みんな、ここの長さ調べてみて！何センチだった？こっちは？」「長さを比べたらどっちが長い？だから、こっちの角の方が大きいんだよ！」というように、発表者が聞き手を巻き込みながら進めていく、まるでプレゼンテーションのような発表が次々に見られたのです。

すごくないですか？

これは、これまでの授業で、ただ発表するのではなく「伝える」ことを意識してきた積み重ねの成果です。

自分の考えを相手に届ける工夫が、自然と子どもたちの中に根づいてきていることを強く感じました。聞く人を巻き込む発表、これからもどんどん伸ばしていってほしい力です。