(4年生)わからないと言える安心できる居場所
- 公開日
- 2026/05/28
- 更新日
- 2026/05/28
学校の様子
4年生の算数の時間。この日の課題は、割り算の筆算の仕方を考えることでした。「256枚の色紙を、4人で同じ数ずつ分けます。1人分は何枚になりますか?」
式は「256÷4」となるわけですが、ここに筆算ならではの最初の「壁」が立ちはだかります。それは、百の位の「2」を「4」では簡単には割れない、ということです。「うーん・・・」と、何人かの子どもたちの手が止まり、教室に葛藤の空気が流れます。
その時、担任の先生から「困っている人は、お友達に教えてもらってもいいよ」と優しい一言がかけられました。 すると、子どもたちはいつも通り、素直にお友達を探したり、手を挙げて「手伝って!」と自分の困っている気持ちを表現したりし始めました。学校の授業において、この「分からない」と安心してSOSを出せる姿は、実はとても素敵なことです。
SOSのサインが出ると、その様子を見た周りのお友達が必ず誰か気がつき、あちこちの席で自然と温かい「学び合い」が始まりました。もちろん、先生も困っている子どもたちへの支援に向かいますが、学びの質を本当の意味で高めていくためには、子どもたち同士が支え合う「仲間の力」が欠かせません。
すべての子どもたちがのびのびと学びを深めていくために、何よりも大切なのは「いつでも安心して仲間と繋がることができる」教室の環境づくりなのだと、子どもたちの教え合いの姿から、改めて深く実感させられた1時間でした。