学校日記

縮図の利用:ノートの取り方から見える学びの深さ

公開日
2025/09/04
更新日
2025/09/04

6年生

算数「縮図の利用」の授業では、子どもたちが熱心にノートを取る姿が印象的でした。

縮図を使って、大きなものの長さや高さを求める方法を学んでいますが、そのノートからは、子どもたちが単に先生の説明を書き写すだけでなく、学んだ内容を自分なりに整理し、理解を深めている様子がうかがえます。

思考を可視化するノート

縮図の単元では、「実際の長さ ÷ 縮尺 = 縮図上の長さ」 という計算式を使います。この式をただ書くだけでなく、

  • どのようにして式が導き出されるのか

  • 縮尺の意味

  • 実際の測定が難しい場面で縮図がどのように役立つのか といったポイントを、図や色ペンを使いながら丁寧にまとめている子が多かったです。

    縮図は算数だけじゃない

縮図は算数だけでなく、社会科の地図や理科の天体観測など、さまざまな分野で活用されることを伝えると、子どもたちは「へえ!」と驚きの声をあげていました。ある子は「地図の縮尺の意味がよくわかった」とノートに付け加えており、算数で学んだことが、他の教科の理解にもつながっていることがわかります。

授業の終わりには縮図を使って『宝探し』をしました。

先生のひと工夫で楽しく学習を深め、子どもたちは「学びを記録し、整理する」ことの重要性を自然と身につけているようです。

これからも、子どもたちが自ら学びを深めるような、そんなノート作りを応援していきたいと思います。