学校日記

10月30日 🎭【心の劇場】姿かたちを超えて!劇団四季『王子と少年』が伝えた“本当の自分らしさ”

公開日
2025/10/31
更新日
2025/10/31

6年生

✨マーク・トウェインの名作がミュージカルに!

小学6年生の「心の劇場」として、劇団四季ファミリーミュージカル『王子と少年』を観劇しました。原作は、マーク・トウェインの不朽の名作『王子とこじき』。見た目がそっくりな王子エドワードと貧しい少年トムが、ひょんなことから入れ替わってしまう物語です。

華やかな宮廷生活と、貧しい下町の厳しい現実。真逆の世界に放り込まれた二人が、それぞれの立場で様々な経験をします。

👑王子の試練、少年の戸惑い

豪華な衣裳をまとったトムは、戸惑いながらも王子の務めを果たすことに。一方、貧しい服になったエドワード王子は、民衆の苦しみや不正を身をもって知り、真の王としての心構えを学んでいきます。

特に印象的だったのは、身分を入れ替えたことで、「自分は誰なのか」「自分らしくあることとは」を深く問い直す二人の姿です。華麗な歌とダンスだけでなく、子どもたちも引き込まれるようなコミカルなシーンも交えつつ、物語は進みます。

🌟大切なのは「本当の自分」

このミュージカルが教えてくれるのは、「大切なのは、姿かたちではなく、本当の自分らしさを見つめること」という普遍的なメッセージです。

身分や環境が変わっても、自分自身の心の声に正直に行動しようとする二人の姿は、観客の心、特に、将来の自分を考え始める6年生の心に、強く響いたに違いありません。

笑いあり、感動あり、そして深く考えさせられる『王子と少年』は、まさに「心の劇場」にふさわしい、最高の観劇体験となりました。