🧘♀️ 集中力アップで学びを深める!小学校の新しい日常、朝と校外学習前の「マインドフルネス」
- 公開日
- 2025/11/05
- 更新日
- 2025/11/05
学校の様子
本校では、ただ勉強するだけでなく、「心の土台」を育む取り組みが広がっています。その一つが「マインドフルネス」。
今日も朝のチャイムとともに、全校児童が静かに目を閉じ、呼吸に意識を集中する姿が見られました。
🌞 朝の5分間:「心の準備運動」でスタート
毎朝、授業が始まる前の5分間は、全学年でマインドフルネスの時間です。騒がしかった教室が一瞬にして静寂に包まれます。
この短い時間が、こどもたちの「今、ここ」に意識を集中させ、午前中の学習への集中力を高める効果を生み出しています。まるで、体の準備運動と同じように、心の準備運動をしているのです。
🚌 4年生、校外学習直前の特別な時間
特に注目したいのは、本日校外学習へ出発する4年生のクラス。出発前のざわざわした興奮と期待の中、子どもたちにはあえて、出発直前にマインドフルネスを行いました。
安全への集中: 移動中や見学地での危険を予測し、指示をしっかり聞くための集中力と冷静さを養う。
「今」の体験を深く: 興奮しすぎず、目の前の景色や体験、友達との対話を「五感」を使って深く味わう準備をする。
「さあ、遠足のワクワクを少し横に置いて、まずは息を吸って…。吐く息に意識を向けましょう。」先生の声が響き渡ります。
数十秒後、目を開けた子どもたちの顔には、さっきまでの「浮かれすぎた高揚感」ではなく、「落ち着いた期待感」が宿っていました。
校外学習は楽しいものですが、同時に集団行動と学びの場です。
このマインドフルネスのおかげで、子どもたちが『メリハリ』をつけやすくなり、一つ一つの体験をより意味のあるものとして持ち帰ってくれると期待しています。
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