2月5日「正しく怖がる」とは?all heroes 中山芳一先生による白熱の津波対策授業!
- 公開日
- 2026/02/06
- 更新日
- 2026/02/06
研修
all heroesの中山芳一先生に4時間目は小学5年生(1組・2組合同)を対象とした社会科の特別授業を実施していただきました。
テーマは「津波対策」。 しかし、ただ教科書を読むだけの授業ではありません。
学年の枠を超えたペアワーク、そして大人顔負けのプレゼンテーションが行われました。
「正しく怖がる」ための優先順位づけ
中山先生から「リスク(危険性)」と「ハザード(危害要因)」という言葉、そして物理学者・寺田寅彦さんの「(津波を)正しく怖がる」という言葉が贈られました。
今回のミッションは、大阪の事例を参考に挙げられた「7つの津波対策」について、自分たちなりの優先順位(ランキング)を決めること。
総合訓練
避難施設の確保
インフラ補強 ...など
さらに、自分たちで考えた「8つ目の新しいアイデア」を追加することも認められました。
1組・2組混合!「全員が当事者」のペアワーク
今回の授業の大きな特徴は、クラスの枠を超えた「混合ペア」で行われたことです。
ルール①: 5年1組と2組でペアを組む。
ルール②: プレゼン時、ペアの「どちらか」ではなく「両者」が必ず発言し、理由を説明できなければならない。
準備時間はわずか20分。課題の難易度は「中学3年生レベル」とも言われましたが、子どもたちの集中力は凄まじいものでした。「サボっている子が一人もいない」と先生たちが驚くほど、どのペアも真剣に議論を交わしていました。
プレゼンと投票:意見が変わる面白さ
後半戦は、全18ペアが9つのグループに分かれ、相互プレゼンテーションを行いました。
自分たちの順位とその「理由」を熱く語る子どもたち。
「人命が最優先だから、避難施設が1位だ」
「いや、そもそも逃げる意識がないとダメだから教育が大事だ」
他者の意見を聞くことで考えが変わる面白さもありました。集計結果では、当初低かった「7番」の項目の重要度が見直され、最終的に「4番」に浮上するなど、クラス全体で知の共有が行われました。
授業を終えて
中山先生からは、「みんなの取り組みは素晴らしかった」と称賛の言葉をいただきました。
単に知識を覚えるのではなく、「なぜそれが重要なのか?」を考え、初対面の相手とも協力して「伝える」。 まさに、これからの社会で必要とされる「生きる力」を育む、濃密な時間となりました。