🤸♀️ ぐんぐん伸びる!「台上前転」レベル別練習で自信を育む 🚀
- 公開日
- 2025/11/25
- 更新日
- 2025/11/25
3年生
体育の授業では、器械運動の「台上前転」に取り組みました。
この単元では、児童一人ひとりの技能レベルに応じた練習環境を設定することで、「できた!」の成功体験を積み重ね、意欲と自信を高める授業展開が見られました。
授業の様子:意欲と成長のサイクル
授業開始時、先生は児童に「今の自分が一番頑張りたい、できるレベル」のステーションを選ばせました。
初級ステーションでは、台上前転に苦手意識を持つ児童たちが集まりました。「回れた!」という感覚を確実に味わわせていました。
中級ステーションでは、勢いよく台に手を突きながらも、着地でバランスを崩しやすい児童が多く見られました。お互いに良い点や改善点を教え合いながら、練習を繰り返す姿が印象的でした。
上級ステーションでは、安定した回転と着地ができる児童が、さらに「手をつく位置をもっと前に」「着地でピタッと止まる」といった、質の向上に挑戦していました。
特に、初級からスタートしたある児童は、練習中に「先生、もう一つ上の台でやってみたい!」と自ら中級ステーションへ移動。
🔑 先生のねらいと教育効果
先生は、「全員に同じ課題を与えるのではなく、『無理なく頑張れる』環境を整えることが重要です」と語りました。
安全性の確保: 恐怖心を取り除くことで、怪我のリスクを減らす。
主体性の育成: 自分で練習場所を選ぶことで、学習への意欲を高める。
達成感の獲得: 自分のレベルに合った成功体験が自信につながる。
今回の授業では、レベルに応じた練習場所の設置により、苦手な児童は「できた!」という達成感を、得意な児童は「もっとうまく!」という向上心を持つことができ、クラス全体が活気にあふれていました。体育の時間が、身体能力だけでなく、心の成長を促す大切な場となっていることがよく分かりました。
+2