学校日記

2学期最終日:成長の足跡「あゆみ」を手に

公開日
2025/12/24
更新日
2025/12/24

学校の様子

終業式を終えた教室では、担任の先生から一人ひとりに「あゆみ」が手渡されました。2学期の頑張りを振り返り、自分自身の成長を確かめ合う、大切な締めくくりの時間です。

■ 一人ひとりと向き合う「対話」の時間

教室の前や廊下では、担任の先生が子ども一人ひとりと静かに向き合う姿が見られました。

「探究学習の発表、自分の言葉でしっかり伝えられていたね」 「運動会でのあの走りは、みんなに勇気を与えてくれたよ」 「音楽会での合奏、練習の成果がしっかり出ていたね」

先生たちは子どもたちが誰かのために、そして自分のために積み重ねてきた努力を一つひとつ丁寧に認め、言葉をかけていきました。

■ 「あゆみ」は次へのステップ

「あゆみ」を受け取った子どもたちの表情はさまざまです。 「やったー!」と嬉しそうに席に戻る子、一つひとつの項目を真剣な表情で見つめる子、友達と2学期の思い出を語り合う子。

そこにあるのは、単なる数字や評価だけではありません。

  • 現地で学んだ校外学習や修学旅行の驚き

  • 異学年交流で下級生をリードした責任感

  • 雨の日の過ごし方を自分たちで考えようとする主体性

それらすべての「挑戦の軌跡」が、その一冊に凝縮されています。

■ 笑顔で「さようなら!」

最後は、整理整頓された教室で、冬休みの約束をしっかりと確認しました。

「さようなら!」「良いお年を!」と元気な声を響かせて校門をくぐっていく子どもたちの後ろ姿は、2学期開始の頃よりも一回り大きく、頼もしく感じられました。

ご家庭でもぜひ、あゆみを真ん中にして、お子さんの「頑張り」をたっぷりと聞き、褒めてあげてください。