学校日記

5月13日 分数マスターへの道! 復習問題は自分たちで選んで解説だ!

公開日
2025/05/17
更新日
2025/05/17

6年生

算数の授業では、いよいよ分数のかけ算・割り算の単元の復習に入りました。

でも、ただ教科書の問題を解くだけではありません!

今回の復習は、なんと自分たちで教科書の中から解説したい問題を選び、クラスのみんなにその解き方を教えるという、ちょっぴりドキドキするけれど、学びが深まる特別な取り組みなんです。

今日の授業は、どの問題をみんなに紹介するか、グループで話し合う時間。教室のあちこちから、真剣な声と時折笑い声が聞こえてきました。

「この問題、ちょっと難しいけど、解けたらかっこよくない?」 「私はこの図を使った考え方をみんなに教えたいな。」 「この文章問題、日常生活にも役立ちそうじゃない?」

教科書を広げ、今まで習った様々な問題をじっくりと見返す子どもたち。真剣な眼差しで問題文を読み込んだり、図や式を指さしながら友達と意見を交換したりする姿は、まるで小さな先生たちのようです。

あるグループでは、分数を整数で割る問題を選び、「絵を描いて説明すると分かりやすいんじゃないかな?」と、具体的な解説方法まで話し合っていました。また、別のグループでは、少し複雑な文章問題に挑戦することを決め、「この単位の変換がポイントだよね!」と、解くための重要なヒントを見つけていました。

問題を解くことはもちろん大切ですが、「どうすればみんなに分かりやすく伝えられるか」という視点で問題を選ぶことで、子どもたちはより深く問題と向き合っているように感じました。自分が理解していることを言葉や図で表現するためには、曖昧な部分をなくし、本質をしっかりと捉える必要があるからです。

「よし、この問題にしよう!」「ここの考え方を強調して説明しよう!」

各グループで選んだ問題と解説の方針が決まると、子どもたちの表情は達成感と少しの緊張感で輝いていました。

主体的に学びを深めるこの取り組みを通して、子どもたちは分数の計算スキルだけでなく、人に伝える力、協力する力も大きく伸ばしていくことでしょう。

今後の授業が、今からとても楽しみです!