学校日記

5月19日 いざ大陸に学んだ国づくりマスターへ!〜テストと解説で知識を定着〜

公開日
2025/05/20
更新日
2025/05/20

6年生

社会科の授業は、少し緊張感に包まれながらも、活気に満ちていました。本日のテーマは、先日実施された「大陸に学んだ国づくり」の単元テストの返却と解説です。

この単元では、遣隋使や遣唐使の派遣、そして律令国家の形成など、古代の日本が中国大陸から多くの文化や制度を取り入れ、国づくりを進めていった歴史を学びました。

一喜一憂、そして理解を深める時間

テストが返却されると、子供たちからは「やったー!」という歓声や、「うーん…」というため息が漏れ、それぞれの結果に一喜一憂する姿が見られました。しかし、そこで終わらないのが今日の授業です。

先生は、間違えが多かった問題や、子供たちが特に疑問に思っていた点について、丁寧に解説を始めました。

思考を深める「なぜ?」の問いかけ

解説の中で先生が頻繁に投げかけたのは、「なぜ?」という問いかけでした。

「なぜ日本は中国から律令制度を取り入れたのだと思いますか?」 「なぜ当時の日本は、遠く離れた中国まで船を出して学びに行ったのでしょうか?」

子供たちは、ただ答えを覚えるだけでなく、その背景にある人々の思いや、当時の社会状況にまで思考を巡らせることで、知識をより深く定着させていきました。

ある児童は、「昔の人は、もっと良い国にするために、命がけで大陸に学びに行ったんだと分かって、すごいなと思いました」と、テストの点数だけでなく、歴史上の人物の心情にまで思いを馳せていました。