学校日記

理科「電気の働き」実験!手作り電気自動車、体育館を快走!

公開日
2025/06/26
更新日
2025/06/26

4年生

理科の授業で製作した電気自動車の走行実験が、体育館で盛大に行われました。

子どもたちは、自分たちの手で作り上げた力作を走らせるため、目を輝かせながら体育館に集合しました。

これまでの理科の授業では、「電気の働き」について学習し、豆電球の明かりがつく仕組みや、モーターが回る原理など、電気の基本的な性質について理解を深めてきました。そして、その知識を活かして、市販の実験キットを使い、乾電池の力で走る電気自動車の製作に取り組みました。

慣れない小さな部品に苦戦しながらも、友達と協力し、先生のアドバイスを受けながら、真剣な表情で組み立て作業を進めていました。特に、導線を正確につなぎ、モーターが正しく回転するかを確認する際には、集中した雰囲気が漂っていました。

体育館に場所を移し、いよいよ走行実験の開始です。スタートの合図とともに、子どもたちは自作の車に乾電池をセットし、スイッチを入れました。シューンというモーターの音とともに、多くの車が勢いよく走り出し、体育館の床をすいすいと進んでいきました。

中には、途中で止まってしまったり、思うように真っ直ぐ進まなかったりする車もありましたが、子どもたちはすぐに原因を探り、電池の向きを直したり、配線を確認したりと、試行錯誤を繰り返していました。そして、自分の車が再び走り出すと、「やったー!」と歓声が上がり、体育館は大きな喜びと達成感に包まれました。

実験を通してうまくいかないことを自分で考え、解決していくという、科学的な探求の楽しさも学ぶことができたようです。

この経験が、これからの理科への興味関心をさらに深めるきっかけとなることを期待しています。

子どもたちの探求心と創造性を育む、有意義な時間となりました。