デジタル副読本「わたしたちのまち枚方」の活用研修会を行いました。
- 公開日
- 2025/02/20
- 更新日
- 2025/02/20
教育指導課
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1月10日(金)に小学校3・4年生の担任の先生を対象に、デジタル副読本「わたしたちのまち枚方」の活用研修会を行いました。
この副読本は、小学校3・4年生が枚方市や大阪府のことを学ぶために作られたものです。。
令和4年度までは、冊子での配付でしたが、令和5年4月からはデジタル化しており、枚方市の地理や文化、歴史などや、地域の人々のインタビュー動画、普段は立ち入ることのできない「楠葉雨水貯留管」や「消防指令センター」など、市内の施設を360度カメラで撮影した全周囲の映像(画像及び動画)がおさめられています。他にも2,700を超える写真や動画の中から必要なものだけを探し出すことができる検索機能と必要な情報を随時更新できることで、常に最新の情報に触れることができることにより、子どもたちがタブレット端末を使って地域社会を学び、枚方に愛着を持ち、地域社会の一員としての自覚が高まっていくことを期待しています。
本研修では、教育委員会よりデジタル副読本の新機能の説明をした後、先生方によるデジタル副読本を使った授業実践事例の発表を行いました。
山之上小学校の大隅先生は、3年生「かわる道具とくらし」。樟葉小学校の宮下先生は、3年生「枚方市のうつりかわり」 。殿山第二小学校の鳥井先生は、4年生「刃物づくりを生かしたまちづくり」。磯島小学校の吉田先生は、4年生「自然を生かしたまちづくり」 という単元で授業を実施しました。創意工夫をこらし、デジタル副読本を効果的に活用した報告があり、参加者は感銘を受けている様子がありました。
それを受けて、参加者がそれぞれ、デジタル副読本を使用した指導案を考える活動を行い、発表者4人をアドバイザーに熱心に質問や相談をしながら授業の内容を考えていました。
本研修には三重県伊勢市教育委員会事務局の指導主事も視察に来られており、研修後にデジタル副読本について意見交換を行いました。
保護者の方はぜひ、ご自宅でお子様とデジタル副読本「わたしたちのまち枚方」を触ってみてください。