学校日記

070827 4年・6年 算数は考え方の宝箱

公開日
2025/08/27
更新日
2025/08/27

学校の様子

今日は4年生と6年生の算数の授業を見学しました。子どもたちが自分なりの考えをもって課題に向き合い、友達と交流する姿がとても印象的でした。


4年生では「10を1まとまりとして考える計算」の学習でした。60枚の色紙を一人に20枚ずつ分けると何人に分けられるか、という問題に挑戦しました。子どもたちは立式まではできるものの、「どう考えて解くのがよいのか」を試行錯誤していました。「10を単位に考えるとやりやすい」「まとめて考えると整理できる」といった声が出て、考え方を共有する中で理解が深まっていきました。


6年生は「自分で規則性のある並びを作ってみよう」という学習でした。5、10、15…といった倍の数を考える子もいれば、同じ数を足したり引いたりする方法、さらには「1/10ずつ減らしていく」というユニークな発想まで飛び出しました。友達の意見を聞き、「ああ、そんな考えもあるんだ」と新たな視点を得る子どもたちの表情がとても輝いていました。


算数は答えを出すだけでなく、考え方の多様性を学ぶ教科です。子どもたちが互いの発想に触れ合い、学びを広げていく授業を、これからも大切にしていきたいと思います。