学校日記

4月25日 1年生へ気持ちを込めて朗読 

公開日
2025/04/25
更新日
2025/04/25

6年生

先日のブログでは、6年生が国語の授業で「1年生に向けて絵本の朗読をする」学習に取り組んでいる様子をご紹介しました。

今日は、その本番となる朗読会の様子をお伝えします。



この日、6年生は、自分たちで選んだ絵本を手に、1年生の教室へと向かいました。


緊張しながらも、どこか誇らしげな表情を見せる6年生の姿が印象的でした。


1年生にとっては、初めての「お兄さん・お姉さんによる読み聞かせ」。


目を輝かせながら6年生の話に耳を傾ける様子がとても微笑ましく、読み手である6年生も、相手の反応を感じながら、声のトーンや間の取り方を工夫していました。



ある児童は、登場人物の悲しみを伝える場面で、声を少し震わせながら読むことで、感情を丁寧に表現していました。


また、別の児童は、元気な登場人物のセリフをテンポよく読み、1年生の笑いを引き出していました。



本番後、「緊張したけど、1年生がうなずいてくれてうれしかった」「感情を込めて読めたと思う」という感想が聞かれ、自分の表現が相手に届いたという実感を持つことができたようです。



朗読会は、6年生にとって伝える力を育む貴重な機会となりました。

同時に、1年生にとっても、言葉の世界の魅力に触れる素敵なひとときになったのではないかと思います。


これからも、言葉の力を信じ、自分の思いや考えを伝えていく力を育んでいってほしいと願っています。